テークアウト専門店「播磨珈琲倶楽部 美乃利店」（加古川市加古川町、TEL 079-455-2324）が9月10日、コーヒー豆の焙煎（ばいせん）・販売店「名田珈琲功房」の敷地内にオープンした。

店舗とスタッフ

　同店は、加古川公民館と平岡公民館の喫茶室でも営業しており、美乃利店は初のテークアウト専門店となる。代表の名田弘之さんは「とにかく、コロナで街が暗くなっている。『コロナに勝つ』かつめしで元気になって欲しい。自家焙煎のコーヒーとかつめしで加古川の活性化に貢献したい」と意気込む。

　名田さんはかつめしを通して加古川を元気にすることを目的とする団体「うまいでぇ！加古川かつめしの会」の会員で、提供するかつめしには「こだわりの自家製タレを使っている」と胸を張る。メニューは「元祖牛かつめし」として、プレミアム（1,000円）、レギュラー（700円）、ハーフ（400円）の３種類を用意。コーヒー（200円）は、豆のフレーバーや深み、酸味を引き出すという「香味単品焙煎」にこだわる。

　名田さんは「現在はメニューをかつめしに絞り販売しているが、鶏のむね肉を使用した『ヘルシーチキン』などのメニューも今後増やしていきたい」と意気込む。

　営業時間は10時～14時。土曜・日曜・祝日定休。