JR曽根駅(高砂市阿弥陀)で9月19日、駅舎の橋上(きょうじょう)化工事に伴う旧駅舎の取り壊しを前に「JR曽根駅旧駅舎ありがとうセレモニー」が開かれる。
高砂市は2024年6月にJR西日本と「自由通路等整備及び駅舎橋上化に関する基本協定」を締結。駅南側からのアクセス向上を目指し、現在は自由通路と駅舎橋上化の工事が進められている。このほど仮駅舎が完成し、今月12日の供用開始に伴い長年親しまれた旧駅舎が解体されることとなった。
同市では、生まれ変わる曽根駅に愛着を持ってもらおうと、近隣の鹿島中学校や白陵中学校・高校の生徒らに、工事現場に掲示する絵画や通行注意の音声案内の制作を依頼してきた。音声案内の録音に参加した当時鹿島中学校3年の植原誌音さんは「学校の先輩や家族から『聞いたよ』と声をかけてもらいうれしかった。日々できていく駅舎を見るのを楽しみに利用している」と笑顔を見せる。
地域の玄関口として長年利用されてきた旧駅舎にお別れの機会をつくりたいと、同市都市創造部道路公園課が今回のセレモニーを企画。当日は、すでに閉鎖されている旧駅舎を特別に開放する。会場では、曽根駅へのメッセージをつづる寄せ書きコーナーをはじめ、切符や駅スタンプを模したデザインのオリジナルグッズ作り、駅員の制服を着用しての「なりきり写真撮影」、駅の歴史を振り返るパネル展示などが行われる。
同課主幹の山下雄一さんは「工事に携わるなかで、駅舎との思い出がある方がたくさんいることを肌で感じた。100年以上の歴史がある駅なので、最後にぜひ足を運んで、見て、触れてもらいたい」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~12時。参加無料。なりきり写真撮影は子ども限定。