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加古川のコーヒー店、インドネシアの農園支援のためCFで協力呼びかけ

支援を呼びかける店主の田村寿之さんと田村涼子さん

支援を呼びかける店主の田村寿之さんと田村涼子さん

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 加古川の住宅街でコーヒー豆の卸・小売りをしている「Kotobuki焙煎(ことぶきばいせん)」(加古川市尾上町)が現在、インドネシア西ジャワ州にあるコーヒー農園の支援にかかる費用を捻出するためクラウドファンディングで協力を呼かけている。

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 同店は、エチオピアなどの貧困農家へ直接出向いて取引を行い、支援農家のコーヒー豆販売やイベントの参加費の一部を支援金直接手渡しする活動、生産者の思いを伝える活動も行って行なっており、コーヒー農園に関わる人々の品質を保つための手仕事風景や生産過程、生産者の苦労なども同時に紹介している。

 今回のクラウドファンディングでは、新しく取引を始めるインドネシア西ジャワ州の小規模農園を支援。同農園の豆を日本で初めて直接輸入するという。

 支援は3,000円から受け付ける。返礼品には、日本初輸入のコーヒー豆や収穫期の農園の現地見学、コーヒーの木のオーナー制度のほか、オリジナルの生産者サイン入り写真などを用意する。目標金額は100万円。

 同店の田村涼子さんは「目標は、加古川をコーヒーの街にして世界中の小規模農園を支援していきたい。日本にまだ輸入されていない小さなコーヒー農園を探して、ちょっとした世界旅行を味わえるコーヒーを提供していきたい。」と話す。

 店主の田村寿之さんは「生産者が、品質に一切の妥協を許さず作り上げたスペシャルティスペシャリティコーヒー。支援の輪を広げ、来年も再来年も、おいしい美味しいコーヒー豆を日本に届けることのできる安定的な生産者環境を作っていきたい」と支援を呼びかける。

 クラウドファンディングは3月31日まで。

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