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高砂の企業が創業100周年 陸上部を設立

棒高跳びの那須眞由さん(左)、短距離400メートルの稲岡真由さん(中)、400メートルハードルの横田華恋さん(右)

棒高跳びの那須眞由さん(左)、短距離400メートルの稲岡真由さん(中)、400メートルハードルの横田華恋さん(右)

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 鶏卵の生産・加工販売を手掛ける「籠谷」(高砂市荒井町、TEL 079-442-2405)が創業100周年を迎え、陸上部を設立した。

陸上部の練習風景

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 陸上部には3人が所属し、いずれも園田学園女子大学(尼崎市)出身。同大学と籠谷が管理栄養士を目指す学生を迎え入れ産学連携を行なってきたことから、在校生や卒業生の陸上競技選手に入部を呼び掛け設立が実現した。

 同社企画開発室の竹内建吾さんは「シーズン中は練習に集中して成績を出してもらいたい。立ち上げたばかりなので、選手の状況を見ながら体制を整えていきたい」と話す。

 選手3人は、9月24日から開催される「全日本実業団対抗陸上競技選手権大会」への出場を予定する。

 「大会3連覇、日本記録更新が目標」と棒高跳びの那須眞由さん。400メートルハードルの横田華恋さんは「6月に出場した日本選手権では自己ベストを更新し、決勝進出の目標を達成できた。今大会では優勝を目指す」と話す。

 短距離400メートルの稲岡真由さんは「今シーズンはタイムが出せず苦しい中、サポートに感謝している。籠谷の名前を出せるように今大会では自己ベストに近づけたい」と意気込む。

 9月には同社の卵のパッケージに3選手の写真を載せた商品を発売する予定。同じく企画開発室の飯田恵理香さんは「陸上教室のイベント開催などでアスリートを応援していきたい」と話す。

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