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加古川に南国レストラン「イリパティローマ」 店主が好きな沖縄そばを提供

泡盛と沖縄の焼き物「やちむん」を手に笑顔を見せる西波照間(にしはてるま)さん夫婦

泡盛と沖縄の焼き物「やちむん」を手に笑顔を見せる西波照間(にしはてるま)さん夫婦

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 加古川市役所近くに8月1日、南国レストラン「Iripatiroma (イリパティローマ)」(加古川市加古川町、TEL 080-3858-2525)がオープンした。

ランチメニューの「八重山そば定食」

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 店内には、カウンター5席とテーブル10席を用意する。店舗面積は12坪。木を基調とした内装に観葉植物を装飾。店内に設置されたガラスのショーケースには沖縄の焼き物「やちむん」が並ぶ。店名の「イリパティローマ」は、沖縄の方言で「イリ」は「西」、「パティローマ」は「波照間(はてるま)」、店主で石垣島出身の西波照間(にしはてるま)大地さんの名字を表わしているという。

 「元々沖縄そばが大好き」という西波照間さんは、いつでも沖縄そばを食べることができたらと思ったが、地元で沖縄料理や沖縄そばを提供する店がないため、それなら毎日でも飽きずに食べられる沖縄そばを自ら作って地元の皆さんに提供したいと思いオープンに至った。

 ランチメニューは石垣島から取り寄せた中太麺の丸麺を使った「八重山そば定食」「ゆし豆腐そば定食」(以上1,200円)など。それぞれ、そば・小鉢・じゅうーしー(沖縄風炊き込みご飯)・ミニデザートが付く。ランチのほとんどは、妻の栄見子さんが趣味で収集した沖縄の焼き物「やちむん」で料理を提供するという。

 ディナーメニューは海ぶどうやラフテーなどの沖縄料理と多国籍の創作料理を提供する。ドリンクは「オリオンビール」や、「やいま」「八重泉」など石垣島の酒造会社のみを取りそろえた泡盛、「さんぴん茶」などのソフトドリンクを提供する。

 西波照間さんは「オープンして1カ月、少しずつリピーターも増え『おいしい』と、そばのだし汁を飲み干してくれるお客さまもいてうれしい。日常的に沖縄そばを食べる文化を広めていきたい。お客さまが料理を楽しむだけでなく、時間に追われずゆっくりのんびりしたくなる、そんな居心地の良い空間も楽しんでもらえたら。地域に根差した店にしていきたい」と意気込む。

 緊急事態宣言中の営業時間は11時30分~14時30分(平常時は11時30分~14時30分、17時30分~22時)。日曜・祝日定休。緊急事態宣言中は酒類は提供しない。

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