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巨大モンスターと戦うアトラクション 高砂の「匠工芸」が考案

前回のクラウドファンディングで目標の431%を達成した旅立ちの剣を持つ折井さん

前回のクラウドファンディングで目標の431%を達成した旅立ちの剣を持つ折井さん

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 高砂のプラスチック加工会社「匠工芸」(高砂市荒井町、TEL 079-445-4500)が、VRゴーグル無しで目の前の巨大モンスターと戦うアトラクションを考案し、クラウドファンディングで協力を募っている。

今回のリターンには「世界に一つだけのオリジナルの剣」を作るプランもある

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 自社のプラスチック加工技術を生かし、ゲームに出てくるようなオリジナルの剣など「ファンタジー武器」を数々作り上げた同社。社長の折井匠さんは「剣を作り出しても、モンスターは出てこなかったので作るしかないと考えた」と話す。

 同アトラクションは本社工場に設置する。大型LEDモニターに巨大なモンスターを浮かび上がらせて、プレーヤーの剣の動きをセンサーが読み取って戦うもの。

 仮想現実を体験するにはVRゴーグルなどが必要となるが、同アトラクションは肉眼で見ながら戦えるのが特徴。襲いかかってくるモンスターと、よりリアルに戦うことができ、ファンタジーの世界に浸れるという。

 「小学校からの夢の頂点になる活動。同じ思いの人に協力してもらえれば」と折井さん。「将来的にはコンテナに設置し、トレーラーで移動して回りたい。宿泊型のテーマパークもできれば」と意気込みを見せる。

 クラウドファンディングサイト「Makuake」で協力を募っている。フルーオーダーで製作するオリジナルの剣などをリターンに用意する。9月12日まで。

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