「ひおか・浜の宮工房作品展」が10月26日、東播磨生活創造センター「かこむ」1階展示ギャラリーで開催される。主催は就労継続支援B型事業所「つつじの家ひおか工房」。
同工房は、「社会福祉法人加古川つつじの家福祉会」(加古川市加古川町)の事業の一つ。同法人は、同工房のほか、就労継続支援B型事業所として「つつじの家浜の宮工房」「つつじの家アワーズ加古川」を運営。生活介護「つつじの家ほっとスペース」、共同生活援助「つつじの家ケアホーム中津」なども手がける。
ひおか工房には現在、21人の知的障害者が通う。さをり織りをメインに、飲食店で使う箸を箸袋に入れるなどの内職も行っている。浜の宮工房は現在、10人が利用。「あいのパン」をブランドとした食パンを作っているという。
「さをり織り」は1968(昭和43)年に、大阪堺市の主婦・城みさをさんが始めた。決まったルールやデザインに縛られず自由に織る手織りの技法。同工房の管理者・小田大輔さんは「さをり織り専用の織り機はペダルが二つと少なく、糸も太くて、織り方もシンプル」と話す。「特別支援学校の授業で、さをり織りを学んだ人が、卒業後も続けていく場所の一つとして、ひおか工房に来られることが多い」と話す。
イベントでは、「ひおか工房」の利用者が織った反物と、反物から作ったバッグ、ポーチ、ベスト、帽子など、約400点が並ぶ。「浜の宮工房」の利用者が作る丸パンは限定30袋(1袋3個)を販売するほか、プレーン、紅茶、抹茶味のマドレーヌを計100個用意する予定。紙のテープで編んだクラフトかごも並ぶ。反物の量り売りも行う。当日は、会場に織り機を1台用意し、さをり織り体験(有料)ができる。その場で編んだ織物は持ち帰ることができる。
小田さんは「短い時間でもいいので、より多くの方に、障害を持つ人たちが作る作品を見てもらいたい」と話す。「利用者の感性を感じて、一生懸命に生きているということを、商品を通じて知ってもらいたい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。入場無料。