ひょうごID陸上競技協会10周年記念イベント「10周年みんな集まれ!楽しもう!陸上」が11月28日、高砂市陸上競技場(高砂市米田町)で開催される。
協会名の「ID」とは、Intellectual Disabilityの頭文字で知的障害を意味する。同協会は2016(平成28)年6月4日設立。特別支援学校での勤務経験のある元学校教諭の稲見臣二さんと藤本悦子さんが立ち上げた。同様の活動を行う協会は、千葉、大阪に続いて全国で3団体目。設立以来、年4回、知的障害のある人が参加できる競技会を開催している。
10周年を迎えた今年、障害の有無にかかわらず参加できるイベントを企画。稲見さんは「障害のあるなしで分けるのではなく、誰もが参加できる大会を目指した。競技を通じて関わってもらうことで、障害者と健常者という垣根を取り払いたい」と話す。
当日は、午前中に短距離・長距離それぞれ講師を招いての実技講習会を開催。短距離走は、順天堂大学大学院教授で「筋や腱のバイオメカニクス」が専門の小田俊明さんが講師を務める。
長距離走の講師は、兵庫大学教授で同大学女子駅伝部監督の樽本つぐみさん。参加者は好きなプログラムを選んで受講できる。
午後は参加者同士でチームを組んで10キロのリレーマラソンを行う。同協会事務局次長の佐伯慶子さんは「障害のある人もない人も、走るのが得意な人もそうでない人も楽しんでゴールを目指してもらえたら」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~15時30分。雨天の場合は、2027年3月6日に延期、会場は明石公園陸上競技場に変更。参加無料。定員300人(先着順)。