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加古川のデザイナーが個展 見て考えて楽しめる「365日ポスター展」

西嶋輝さんが、手にするフライヤーにも楽しい工夫が。

西嶋輝さんが、手にするフライヤーにも楽しい工夫が。

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 加古川在住のデザイナー西嶋輝(にしじま あきら)さんの個展「365日ポスター展」が、JR加古川駅構内の「加古川市民ギャラリー」(加古川市加古川町、TEL 079-456-0222)で開催されている。

作品が、カレンダーのように並ぶ。

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 西嶋さんは、2017(平成29)年から自主企画「365 days project」を展開。一日一日の記念日の意味を、デザインに込めて毎日制作してきた。同展では、プロジェクト3年目の2019年に、「図形と色」を使って制作した365枚のポスターを展示。4年目の現在は、「作字」の表現でポスター制作を続け、インスタグラムで配信している。

 「見る人に考える余白を持ってもらえるよう『見て、考えて、楽しめる』仕掛けの効いたデザインを心掛けている。個展は、SNSでつながっている人とリアルの場で会えるいい機会。普段、SNSを見てくれている人や、駅構内という立地を生かしてふらっと立ち寄ってくれる人にも出会えるのが楽しみ」と西嶋さんは話す。実際に開催初日も、西嶋さんのインスタグラムのフォロワーが訪れ、交流していたという。

 現在、同個展の作品を使った卓上型日めくりカレンダーの制作プロジェクトの支援を、クラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で募っている。8月30日まで。

 開館時間は10時~18時(25日は17時まで)。入場無料。今月25日まで。期間中、デザイナーは連日在廊予定(24日のみ午後から)。

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