食べる 暮らす・働く 学ぶ・知る

「加古川パスタレシピコンテスト」募集開始 「かつめし」に続く名物に

応募を呼び掛ける米澤さん

応募を呼び掛ける米澤さん

  • 61

  •  

 加古川の農事組合法人八幡営農組合(加古川市八幡町、TEL079-438-3950)が9月1日、初開催となる「加古川パスタレシピコンテスト」のレシピ募集を始めた。

加古川パスタ

[広告]

 「加古川パスタ」は八幡町を中心に生産された「セトデュール」というパスタ用の硬質デュラム小麦を100%使い、種子生産・栽培・製麺の工程まで全て加古川で行われている純国産のパスタで、2017(平成29)年9月に販売を開めた。「セトデュール」は毎年6月に収穫し、8月~9月にかけて加古川市内の工場で製麺される。

 農事組合法人八幡営農組合の米澤直人さんは「日本で初めての純国産パスタ『加古川パスタ』をたくさんの人に知っていただき広めたいと思い、加古川市や兵庫県東播磨県民局などの協力を得てコンテストの開催に至った」と話す。

 コンテストでは応募作品の中から5点を入賞作品とする。入賞者には「加古川パスタ」を提供するイタリア料理店「ル・パスタガーデン」(加古川市平岡町、TEL 079-435-6000)で使える食事券や加古川パスタとソースの詰め合わせなどを副賞として贈呈する。

 審査のポイントについて米澤さんは「味の重視はもちろんだが、調理が簡単で、手軽さ・見た目・独創性を遺憾なく発揮していただき、誰も思いつかないような斬新なレシピを考えていただけたらありがたい」と笑顔で話す。「さらに加古川の特産品などを材料に使っていただくと、より加古川らしさが出て作品のアピールポイントになるのでは」とも。

 「加古川の名物料理といえば『かつめし』だが、『加古川パスタ』がそれに続く名物になるように広めていきたいので、年齢に関係なく多くの人に応募をしていただけたら」と募集を呼び掛ける。

 応募締め切りは9月30日。当日消印有効。応募資格は加古川市民、または市内在学・在勤の人、加古川市内で活動する団体。風雅亭(ふぁーみんショップ八幡内、営業時間9時~14時30分)にレシピコンテストの応募用紙を取りに来た人のうち先着80人に加古川パスタ(300グラム)を進呈(無くなり次第終了)。「加古川パスタ」はJA兵庫南の農産物直売所「ふぁーみんショップ八幡」、ヤマトヤシキ加古川店地下1階かぴまーと、みとろフルーツパークなどでも販売されている。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース