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加古川のケーキ店「プロップ」が27周年 地元のフルーツふんだんに

朝摘みのイチゴを使ったケーキと渡辺勝也社長

朝摘みのイチゴを使ったケーキと渡辺勝也社長

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 加古川、播磨、明石で4店舗を展開している「ケーキ屋プロップ」(加古川市平岡町、TEL 0120-6480-88)が加古川で開業して27周年を迎えた。

定番のロールケーキと季節の苺ロールケーキ

 現社長でオーナーシェフの渡辺勝也さんの父は神戸のケーキ店「エーデルワイス」「ハイジ」で修業。その後1992年3月31日に加古川で創業した。「長年神戸で世話になったため商圏が神戸以外の地で独立したい」と加古川で店を構えたという。

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 創業当時は東加古川駅の北側で営業していたが2年後に東加古川駅南側の現在の場所に移転。播磨町、明石市大久保町、明石市魚住町にも店を開いた。

 開業当初の商品はショートケーキやデコレーションケーキが主で、軌道に乗るまでは個人宅に宅配もしていたという。渡辺さんは元々別の仕事をしていたが、大阪のケーキ店で修業後、22歳でプロップに入社。父の指導を受けケーキ作りを学び、いろいろな企画にも携わってきた。その中に多くの種類のロールケーキの企画販売もあり、現在も定番のロールケーキのほか、季節の果物を多く使ったロールケーキを四季折々に販売している。

 ロールケーキの他にも季節のフルーツを使ったスイーツに力を入れており多数販売しているが、今の季節、ショーウインドーにはイチゴをふんだんに使ったタルト、ショートケーキ、ゼリーなどのスイーツが並んでいる。

 地域に密着した店にしたいと考える渡辺さん。地域のイベントがあればセールで参加。小麦粉は小野市の小麦粉を使っている。播磨地域にはいろいろな種類の果物を作っている農家があるが、農家の活性化になればと地元のフルーツを多く使っている。

 春には播磨町のイチゴ農家から朝摘みのイチゴ、6月には稲美町のいなみ野メロン、夏から秋にかけては加古川市志方町のイチジクなどの旬の果物を使用。タルトやケーキにして販売している。近隣地域からは淡路島の「轟のびわ」や岡山のブドウ、桃などの食材も使い、「安心、安全なお菓子作り」を心掛けているという。

 アレルギーを持つ人にも食べられる代替品を使ったオーダーメイドケーキも受注している同店。卵アレルギーの人にはヨーグルトムースやパイを使ったケーキを、乳製品のアレルギーの人にはゼリーのケーキなどを作って対応している。

 地元の小学生やお母さんを対象にケーキ教室も開催しているが、今後はケアハウスなどにも出向いてケーキを販売したいとも考えている。「今以上に地域と密着した店にしたい。いろいろな形で地域に貢献し、昔ケーキを買ってくれたお客さんに恩返しがしたい。昔のお客さんの子どもや孫の世代にもプロップのケーキが食べたいと何度も来てもらえるような店になれれば」と意気込みを見せる。

 営業時間は、東加古川店=10時~19時30分(不定休)、播磨店=10時~19時(木曜定休)。

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