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加古川で踊り子たちが舞う初夏の風物詩「踊っこまつり」 60チーム参加へ

踊っこまつり振興会理事の濱田勝さん(左)と副理事の田中康弘さん

踊っこまつり振興会理事の濱田勝さん(左)と副理事の田中康弘さん

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 加古川で初夏の風物詩となっている「第26回踊っこまつり」が5月3日・4日の2日間、市内各地の特設ステージで行われる。主催はNPO法人「踊っこまつり振興会」。

踊っこまつりのポスター

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 同イベントは市民が中心となり、全ての世代が参加できる祭りの開催を目指し、高知の「よさこい踊り」の形式を取り入れた祭りを企画したのが始まり。イベントはテーマとストーリー性を持たせたオリジナルの群舞で競う「踊っこ部門」と、踊りのジャンルを問わない「自由部門」の2部門で開催。コロナ禍でチームメンバーが集まる練習が難しく解散したチームもある中、今年は各地から60チームが参加する。

 参加チームは、加古川市役所前広場の本部競演場をはじめ、加古川市民会館大ホールの市民会館競演場、加古川ヤマトヤシキ屋上のヤマトヤシキ競演場、加古川駅北自動車整理場に設けた駅北駐車場競演場の4会場を巡り、踊りを披露する。今回初の取り組みとして、ヤマトヤシキ競演場では飲食イベント「加古川駅サイト」を同時開催。本部競演場がある市役所前広場では、「ぐうっと!かこがわフェスティバル」を開催。かつめし、にくてん、明石焼きなど東播磨地域のご当地グルメをはじめとした飲食ブース50店舗が並ぶ。

 踊っこまつり振興会副理事で加古川駅サイト開催にも携わる田中康弘さんは「加古川駅前に、にぎわいを作りたいと開催してきた。開放感ある屋上でお酒や食べ物と共に踊り子たちの演舞を楽しんでもらえたら」と話す。

 同振興会理事の濱田勝さんは「新型コロナウイルスが5類移行してから初の開催。今年は各チームが思いきり練習してきた踊りを見てもらえる。飲食ブースにも力を入れ、いろいろな店に参加してもらっているので、今まで来たことのない人にも来てもらえれば」と呼びかける。

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