加古川のコミュニティースペース「びぃぷらす加古川」(加古川市加古川町)で先月、学生が「まち」について語り合うイベント「viewinto2019第1回」が開催された。主催はviewinto実行委員会。
同イベントは月1回、合わせて10回の開催を予定している。加古川市がまちづくり活動をしている団体を支援する「協働まちづくり推進事業」に新設された「学生枠」の補助を受けて行う。
代表の北垣貴寛さんは加古川在住で自身も関西大学の学生。以前「まちづくり」のワークショップに参加し、それまであまり意識してなかった「まちづくり」に興味を持つようになったという。昨年3月には加古川の「まち」を盛り上げようと、加古川駅前にある寺家町商店街のビルで行った謎解きイベント「脱出ゲーム&鬼ごっこ」の企画・運営にも携わり、多くの参加者が楽しんだという。
参加者は大学生のみだった今回の「viewinto2019第1回」。北垣さんは「勉強やクラブで忙しいと思うが、高校生にもぜひ参加してほしい。学校という垣根を越えて今まで面識のなかった人達と交流し、何でもいいので今思っている事を話してほしい。何かやりたい、何かに関わりたいと漠然と思っている地元の高校生、大学生はたくさんいると思う。そういう学生が集える場所と時間を作りたい」と意気込む。「地元の学生がフラッと来て話をし、自分たちができる事を無理のない範囲で行い、最終的には気がつけばまちづくりになったというのが理想」とも。
次回は6月29日14時~16時、「びぃぷらす加古川」で開催予定。「Is this aまち?」をテーマに、会場の外に出て「まち」を見た後、前回と違った視点から「まち」について話をするという。対象は高校生、大学生。参加費は軽食代として500円。申し込みはホームページの参加フォームで受け付けている。