播磨町の大中遺跡公園(播磨町大中1)と野添であい公園(上野添3)との間を流れる喜瀬川に架かる「ふるさと橋」の上空で現在、30匹のこいのぼりが泳いでいる。
生前にこいのぼり掲揚のアイデアを持っていた父の願いを息子2人が受け継いだ取り組み。同町が地域住民に広く提供を呼びかけて実現した。地域住民11人から合わせて30匹のこいのぼりが寄せられた。そのほとんどは何年も使われず自宅で眠っていたこいのぼりだという。
12日には「ふるさと橋」前で、こいのぼりを提供した人たちに佐伯謙作町長から感謝状が贈られた。寄付した女性は「50歳近い息子が子どもの頃に掲げていたもの。自宅に眠っていたので寄付した」と話す。発案者の息子で兄の吉本直弘さんは「子どもの頃から、この喜瀬川でよく遊んでいた。川も整備されてきれいになり、子どもたちがこいのぼりを見ることで、この地域は素晴らしいと感じてほしい」と話す。弟の博一さんは「本来なら父が実際の景色を見たかったと思うが、大勢の方の協力で実現して感謝している」と話した。
こいのぼりは6月1日まで掲揚する。