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加古川で地域ケアを考える演劇 「人生の最期考えるきっかけに」

木谷さん(左)と藤田さん(右)

木谷さん(左)と藤田さん(右)

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 加古川市民会館(加古川市加古川町)で11月19日、医療、介護職員などの専門職とボランティアスタッフによる演劇「輝いて生きる2~老人ホームで逝こか?~」が上演される。主催は「安心できる地域ケアを考える会」。

昨年の市民公開講座の様子

 同会は団塊の世代が75歳になり、国民のおよそ5人に1人が後期高齢者になるといわれる「2025年問題」の地域ケアを考えることを目的に、社会福祉士で加古川市議会議員の木谷万里さんが発起人となり発足した。

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 人生の晩年を迎える人が、住み慣れた地域などの好きな場所で自分らしく生きるための支援を目的としており、医療従事者や介護職員など日頃から地域ケアに関わる有志が参加する。主な活動は年1回の市民公開講座、月1回のワークショップ、加古川市内の公共施設などに配布する広報誌の発行など。

 同会が開く市民公開講座は今回で7回目。過去には「自分らしい生き方」をテーマに有識者を招き講演会も開いた。今回は「輝いて生きる」の演劇を総勢44人のスタッフで上演する。内容は、突然に訪れた母の介護に戸惑う長男が、離れて暮らす長女との意見の違いに悩みながらも奮闘する姿と施設の新人介護職員が成長していく過程を描く。

 木谷さんは「自分らしい最期をどんな風に過ごしたいか、自身で考えて家族に伝えることが大切。現在は病院だけでなく施設での看取(みと)りが増えていることを広めたい。年齢、立場もさまざまな方が来場すると思うので、演劇を見て地域ケアを考える機会にしてもらえれば」と話す。 

 同会の藤田友紀さんは「演劇の内容は、世間でよくある話を設定している。コミカルで笑えるところや感動を誘う部分もあり、来場者が受け入れやすいストーリーになっている。人生の最期を自身と家族、大切な人と一緒に考えてほしい」と来場を呼び掛ける。

 13時30分開場、14時開演。15時30分頃の終演予定。入場無料。事前の申し込みは不要。

会場周辺は、駐車場の混雑が予想されるため公共交通機関での来場を勧めている。

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