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鹿嶋神社参道の名物「かしわ餅」が「おかげ餅」に進化 販売から2年、新名物に

おかげ餅(左)とかしわ餅(右)

おかげ餅(左)とかしわ餅(右)

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 鹿嶋神社参道沿いにある「敬神堂(けいしんどう)」(高砂市阿弥陀町、TEL 070-4110-3153)が「おかげ餅」の販売を始めて4月で2年がたった。

おかげ餅をアピールする「敬神堂(けいしんどう)」店主の松本陽司さん

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 同店は、1934(昭和9)年創業の老舗和菓子店。創業当初から鹿島神社の参拝客に名物の「かしわ餅」を販売してきた。「かしわ餅」は、古くから同神社参道で販売され、地元の名物として知られている。

 店主の松本陽司さんは3年前、叔父から店を譲り受けた。当初は県内にある子ども向けアミューズメント施設に出店する飲食店も営業していたが、そこで人気のあった「黄金パン」を同店でも販売。その後、知人が「かしわ餅にもきな粉をかけてみたら」と松本さんに提案。このアドバイスがきっかけとなり、きな粉をまぶしたかしわ餅「おかげ餅」(150円)が生まれたという。商品名は、同店の創始者が「かしわ餅」を、同神社に感謝の気持ちを込めて「鹿嶋神社のおかげ餅」と呼んでいたことから、その名を受け継いだ。

 松本さんは「古い伝統は残しつつ、新たに進化・発展していきたい。名物のかしわ餅と並ぶおかげ餅で参道がさらににぎわってくれれば」と話す。

 営業時間は10時~15時(土曜・日曜は9時~16時)。水曜定休。

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