食べる

高砂の「路地裏カフェ」、コーヒー焙煎所&カフェとしてリニューアル

「珈琲焙煎所KOTI」の珈琲

「珈琲焙煎所KOTI」の珈琲

  • 13

  •  

 2015(平成27)年に高砂の古民家を生かしてオープンした「路地裏のカフェKOTI(コティ)」が3月5日、「珈琲(コーヒー)焙煎(ばいせん)所KOTI(コティ)」(高砂市高砂町、TEL 080-9126-1712)としてリニューアルオープンした。

店内の様子

[広告]

 店主の向井瞳さんは高砂出身。地元で店を開きたいと考えていた時に、偶然立ち寄った喫茶店で飲んだコーヒーの味に感動。「元々ブラックコーヒーが苦手で、あまり飲んだことはなかった」と話す向井さん。そこからコーヒーに興味を持ち始め、1日に6~7軒のコーヒー店を巡りながら独学でコーヒー豆や専用器具などの知識を深め、「路地裏のカフェKOTI」をオープンしたという。「KOTI」はフィンランド語で「木の家」の意味。

 オープン後も、豆のひき具合や温度、使う器具などの研究を重ねながら、「コーヒー専門店であるところをより強調したい」と、「珈琲焙煎所KOTI」としてリニューアルオープンした。

 リニューアルの際は「おやじ臭さ」をテーマに、1人で来ても何時間でもくつろげる空間を作りたいと、タイルや椅子などはシックな色合いでまとめた。ほかにも、来店客とコミュニケーションを取れるよう新たにカウンターを設けた。

 メニューはコーヒーのほか、自家製ケーキや自家製ジュース(一部季節限定)なども用意。コーヒー豆や専用器具なども販売するほか、コーヒーの講習会も開いている。「この店でコーヒーの魅力に触れてもらい、さらに自身でも研究をしてもらって、自分だけの一杯を見つけてほしい」と話す。

 向井さんは「自分が考える目標に向かうまでのスタート地点にようやく立てた。あの時自分がそうだったように、多くの人に感動を与えられるコーヒーを提供できるよう、これからも日々研究を重ねていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は19時~23時(土曜・日曜は13時~21時30分)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース