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東播磨のまち全体を博物館に見立てたイベント「まちかどミュージアム」が15年

来場を呼び掛ける遠藤由美子さん

来場を呼び掛ける遠藤由美子さん

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 「まちかどミュージアム」が10月29日の開催で15年を迎える。

まちかどミュージアムのポスター

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 同イベントは、「アートでまちづくり」をコンセプトに集まった有志のメンバーがつくる「まちかどミュージアムを成功させる会」が主催。主催が加古川観光協会から同会に移り、今年で15回目となる。東播磨2市2町(加古川市、高砂市、稲美町、播磨町)で開催。まち全体を博物館に見立て公共施設や店舗、ビルの一室や個人宅など、さまざまな場所を活用してアート作品などを展示公開する。今年は、42会場に45ブースを設置。播磨町の石ヶ池公園パークセンターや稲美町の寝具店での「やまぐちさん家の美術館」と題した展示など新たな会場を加えた。

 各会場の展示物は、絵画、写真、書道、木工、陶芸、手作り雑貨、ガーデニングなどジャンルがさまざま。一部の会場では展示のほか体験会やワークショップなどを開催する。

 同会代表の遠藤由美子さんは「コンセプトは、来てもらって作品を見てもらい感謝するというおもてなしの気持ちを持ってまちの良さを知ってもらうこと。さまざまな人からもらったねぎらいの言葉や毎年開催を楽しみにしてくれる人がいることで、15年間頑張れた。毎年いろいろな人と出会い、つながりが増えることが同イベントの魅力」と話す。

 遠藤さんは「老若男女問わず気軽に参加して東播磨の秋を感じ楽しんでもらえたら。地元のまちの様子を新たに発見できるよい機会なので、いろいろな会場を巡ってゆっくり散策し新たな人との縁や場所を発見して楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 11月23日まで(会場ごとに異なる)。

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