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加古川で企画展「アート&ハンドメード」 就労支援事業所利用者の作品を展示

来場を呼び掛けるスタッフたち

来場を呼び掛けるスタッフたち

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 加古川のコミュニティースペース「びぃぷらす加古川」(加古川市加古川町、TEL 079-426-1442)で10月4日から、企画展「ART&HANDMADE Vol.2」が開催される。主催はアステル洋品店。

先着で進呈するハンドメード・ティッシュケース

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 同店は就労継続支援B型事業所「アステル」が事業所の一角で運営する雑貨店。ハンドメードパーツ、服飾雑貨、ハンドメード雑貨、セミオーダー可能な犬用の服などを販売するほか、ハンドメード作家の委託販売も行う。

 2回目となる同展。会場には同事業所の通所者14人名が制作した散歩バッグ、チューリップハット、麻たわし、不織布マスク用カバー、布マスクなどの小物、パソコンで制作した展示物約200点を展示。利用者の男性は「子ども向けのチューリップハットを作った。親子連れに手に取って見てほしい」と笑顔を見せる。

店長の竹歳かおりさんは「この時世なのでマスク関連のコーナーを設けた。麻で作ったエコたわしを環境に配慮した商品として今後少しずつ手掛けたいと思い、展示の中に入れた」と話す。壁面には利用者が「食欲の秋」を共通のテーマとし、パソコンのパワーポイントを使ってサンマ、梨など個々のセンスで制作した全員のイラスト作品を一枚の大きな紙にまとめ展示する。竹歳さんは「夏ごろ、秋に今回の展示が決まったので、秋のものをテーマにした作品を作りたい、みんなで一つの作品を作り上げたいという目標が早めにできた。その目標にむかって日々コツコツと時間をかけて展示の準備ができた」と話す。

 竹歳さんは「展示制作に積極的に参加した利用者の頑張りをたくさんの人に見てもらいたい。展示をきっかけに一人でも多く当店のことを知ってもらい、店に足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。

 展示時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は16時まで)。木曜休催。10月10日まで。展示期間中、来場者先着30人にハンドメード・ティッシュケースを進呈。来場者全員に同店オリジナル布シールがもらえる引換券を進呈する。

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