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加古川の唐揚げ店「やました商店」が1周年 「唐揚げ弁当」学生の活力に

唐揚げを揚げる店主の山下さん

唐揚げを揚げる店主の山下さん

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 JR加古川駅前のベルデモール商店街にある唐揚げ、釜めし、総菜などを販売する「やました商店」(加古川市加古川町)が5月17日で1周年を迎えた。

店先の様子

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 店主の山下裕之さんは「1年間営業してきて、お客さんにすごく恵まれた。塾に来ている学生さんや主婦、近くで働いている会社員や職人さん、タクシーの運転手などいろんな人が来てくれる。中には、1年間で約300日『唐揚げ弁当』を買いに来てくれた学生さんもいた」と話す。

 特製ダレに漬け込んだ「唐揚げ」(1個70円)は、しょうゆ、カレー、塩の3種類。「唐揚げ弁当」(410円)は、3種類の味から好みで選べ、ご飯は大盛り無料。ほかにも「釜めし」(300円)、「ひねぽん」(259円)、「牛すじ煮込み」(313円)なども用意する。学生たちは「ご飯大盛り」のことを「ラグビー盛り」や「アメフト盛り」など、名前を付けて注文するという。

 山下さんは「いつも買いに来る学生さんが『おっちゃん、大学に合格したで』と報告に来てくれた。塾に行きたくなかったが、『唐揚げ弁当』を食べたいから頑張って来ていたという子もいた。ありがたくうれしいと思う。いつまで続けられるかは分からないが、できるところまで頑張りたい。お客さんとコミュニケーションが生まれるとうれしい」と笑顔で話す。

 営業時間は11時~21時30分。

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