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加古川の焼き肉店で子ども食堂 「気軽に利用できる場所」目指す

子ども食堂をオープンした伊勢あやこさん(左)、宮原和則さん(中)、宮原千津子さん(右)

子ども食堂をオープンした伊勢あやこさん(左)、宮原和則さん(中)、宮原千津子さん(右)

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 子ども食堂「つわなぎさんち」が昨年11月、焼き肉・もつ鍋店「津和凪」(加古川市野口町)で始まった。地域の人や子どもたちが気軽に利用できる場所を目指し活動を続けている。

子ども食堂の看板が出迎える

 人材育成研修などをする伊勢あやこさんが、夫婦共働きなど働き方の変化によって子どもの孤食があることを知ったことがきっかけで始めた。焼き肉店は、伊勢さんの両親が営業しており、店の定休日を利用して子ども食堂を行っている。

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 食事はバイキング形式で、焼きそばやハンバーグのほか、煮物やサラダなどを用意。子どもから大人までの約30人が訪れ、食事を楽しむという。食材は、伊勢さんに賛同する人や、寄贈された食料を無償で分配する「フードバンク関西」などから提供を受けている。伊勢さんは「大人から子どもまで、誰もが参加出来るコミュニティー子ども食堂。まずは一度来てほしい」と話す。

 自身も2人の子どもがおり「育児の悩みや苦労を経験した」と話す伊勢さん。「帰りが遅くて、仕方なく子どもたちだけで食事をさせている家庭もある。そんな時、ぜひお母さんたちに利用してもらいたい。寂しい思いをする子どもたちを笑顔にして、主婦の手助けもしたい」と意気込む。

 伊勢さんの母親の宮原千津子さんは「作った料理が全てなくなるのがうれしい。追加で用意することもある」と話す。

 オープンは第1・第3木曜、17時~20時。参加費は、中学3年生まで=無料、高校1年生以上=500円。1月の開催は、17日・31日。