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野菜農家「ふぁーむふじ」、加古川に野菜の無人販売所 規格外のものを格安で

野菜のおいしさと購入を呼びかける「ふぁーむふじ」の藤本さん

野菜のおいしさと購入を呼びかける「ふぁーむふじ」の藤本さん

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 野菜農家「ふぁーむふじ」が無人販売所(加古川市本町)を開設して、2年がたった。

無人販売所に陳列している商品となる季節の野菜

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 農協に出荷できない規格から外れた傷もの野菜などを格安で販売する同販売所。食品スーパーで野菜の価格が高騰する中、子育て世代や食費に困っている家庭の助けになりたいと無人販売所の開設を決めた。知人でもある自転車修理ショップ「ソトのマ」(本町)の店主の了解を得て、2年前に店頭設置を開始。現在、本町のほか平岡町一色の住宅地に無人販売所を開設している。

 販売する野菜は、季節によって変化するが、日持ちする野菜を中心に常時5~6種類程度を週単位で納品する。今の季節は、白菜(300円)、キャベツ(150円)、ジャガイモ袋(以上150円)、サツマイモ袋(200円)などが並ぶ。紫芋など変わり種の品種などが商品として並ぶこともある。
また、遠方で販売所に行けない人に向けて、季節ごとに商品や価格は変わるが野菜セット段ボール・さつまいも(1,000円)、枝豆1キロ(500円)などの出張販売や受け渡しも行っている。

 同ファーム代表の藤本真也さんは「今年は焼き芋などの有人販売も検討している。通行する人が目につきやすいよう、販売所の看板やのぼりを手作りするなど、工夫していきたい。多くの人に変わった野菜を手に取り食べてもらい、素材の良さやおいしさを知ってもらいたい」と話す。

 購入の注文、受け渡しはインスタグラムのDMで受け付ける。

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