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加古川で「ラジオ工作教室」 電波を可視化する実験も

ラジオ工作教室をアピールする塚原英成さん

ラジオ工作教室をアピールする塚原英成さん

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 「AM/FMラジオ工作教室」が8月28日、東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町)で開催される。現在、小学4年生~中学生の参加者を募集している。

組み立てるラジオの完成品

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 「ものづくりを通して縁が結ばれていく場所」の構想を掲げ、ものづくりを支援するグループ「ファブラボタカサゴ」「エレサイくらぶ」「二見学習工房」が、日本無線(東京都中野区)の協力で開く。

 当日は電波に関するクイズや実験、ラジオ、はんだ付けの説明、ラジオの組み立てなどを行う。同グループ代表の塚原英成さんは「電波を目で見る実験は、簡単な装置を使って、電波をLEDの点灯によって可視化できる。日常、電波の実態は見ることができないが、あらゆる所に電波が飛び交っているのを知ってもらい、電波について興味を持ってもらえたら」と笑顔で話す。

 ラジオ製作では、エナメル線を円形に巻いた後、基板のはんだ付けにも挑戦。塚原さんは「エナメル線はぐるぐる巻くだけでは駄目。ラジオの受信範囲が変わってくる」と話す。「うまく巻けない場合でも、サポートスタッフがフォローするので安心」とも。最後はAMとFMの両放送を聴くことができるかイヤホンで確かめる。完成したラジオは当日、持ち帰ることができる。

 塚原さんは「楽しんでもらうことはもちろん、どのように作られているかなど探求心を持ってもらい、ものづくりの大切さを知ってもらえたら」と参加を呼びかける。

 開催時間は9時~12時。参加費1,000円。先着15人。申し込みはフォームで受け付けている。

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