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高砂に「納豆工房なっとこちゃん」 社会とのつながりの場に

スタッフの金本さん(左)と髙谷さん(右)

スタッフの金本さん(左)と髙谷さん(右)

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 多機能型事業所ワークホーム高砂の一部門を移転新築した「納豆工房なっとこちゃん」(高砂市曽根町、TEL 079-448-5400)が10月19日、オープンした。

納豆のカップ入れと被膜はりの様子

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自閉症や知的障がいの人の「働きたい」という願いを応援するため、社会福祉法人あかりの家ワークホーム高砂が設立した同施設。障がい者と職員がチームワークで手作りする納豆「なっとこちゃん」の製造・販売を行っている。

 施設長の齋藤克己さんは「障がい者の働ける場所を少しでも増やしたい。労働することや福祉アンテナショップを通して社会とつながることができる。手作り納豆の製造現場を見学することもできるので、障がい者への理解を深めるような社会啓発の場になってほしい」と話す。

 オープン当日の13時から始めるアンテナショップでは、近隣の生産者と協力し、さをり織りで手作りした雑貨や食料品などを販売する。

 齋藤さんは「オープンに合わせて兵庫県産『佐用もち大豆』を使った極大粒の新商品も販売するので新しい味も楽しんでもらうことができる。ぜひ気軽に来店してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~17時。

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