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加古川に富士宮やきそばと明石玉子焼きコラボの店 本場の味を味わって

「富士宮やきそば学会」の笠井さんと「あかし玉子焼きひろめ隊」の古志さん

「富士宮やきそば学会」の笠井さんと「あかし玉子焼きひろめ隊」の古志さん

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 加古川のショッピングモール「グリーンモール」1階フードコート内の鉄板焼き店「鉄板ダイニングりゅう」(加古川市別府町)が10月1日、オープン1カ月を迎えた。静岡県富士宮市のご当地グルメ「富士宮やきそば」と兵庫県明石市のご当地グルメ「明石玉子焼き」を中心に提供する。

富士宮やきそばとあかし玉子やき

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 メニューは「富士宮やきそば」(550円)、焼きそばに卵焼きを載せた「タマヨちゃん」(650円)、「あかし玉子焼き」(550円)のほか、ご飯や唐揚げをセットにした「富士宮やきそば定食」(800円)など、定食も数種類用意。テークアウトにも対応する。

 店主で「富士宮やきそば学会」の笠井俊和さんと、玉子焼きメニューで協力する「あかし玉子焼きひろめ隊」の古志利宗さんは、共にまちおこしイベント「B-1グランプリ」で活動し、優勝も経験した10年来の知り合い。

 「昔から一緒にしたいと考えていた」と笠井さんと古志さん。「イベントでは2日ほどだが、店を構えることでクオリティーと満足度を追求した新しいチャレンジをしたい」と話す。

 関西ならではの工夫として、焼きそばとご飯のセットを用意。笠井さんは「静岡では焼きそばとご飯の組み合わせは考えられない」と驚いたという。対して焼きそばは、関西では一般的に豚肉を使うが、「富士宮やきそば」はホルモンを油で揚げた「肉かす」を使う。麺は蒸してもっちり弾力があるのが特徴だという。

 笠井さんと古志さんは「地域おこしとして富士宮や明石を売っていき、まちに眠っていた地域ブランドを育てたい。まずは店で味わってもらい、富士宮や明石の本場でも食べるきっかけにもなれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~21時。

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