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加古川でクラフトビール醸造所が2周年 集まる人引きつけ合う場所目指す

同店で醸造したクラフトビールを持つ大西さん

同店で醸造したクラフトビールを持つ大西さん

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 加古川でクラフトビールを醸造する「Milestone Brewing(マイルストーンブルーイング)東加古川醸造所」(加古川市平岡町、TEL 079-425-8899)が7月4日で2周年を迎えた。

同店のビール工場

 1階入口を開けると、ガラス越しに発酵タンクが見える同店。2階にある約20坪の店内にはカウンター席7席、テーブル席29席を用意する。同店は年間約30回の仕込み作業を行い、アメリカンスタイルIPAを中心に約20種類のクラフトビールを製造する。現在、記念のクラフトビールとして、しっかりしたかんきつ系の香りが特徴という「セカンドアニバーサリーIPA HAZY JUICE」を醸造販売している。

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 メニューは同店が醸造したクラフトビールのほか、各地からセレクトしたクラフトビールを取り扱う。グラスサイズはLからSSサイズまでそろえ、L=990円、M=770円、S=550円、SS=440円。フードメニューは「エビトマトバジルギョーザ」など13種類のギョーザメニュー(6個319円~)、「メキシカン唐揚げ」など6種類のから揚げメニュー(4個550円~)など。現在は新型コロナの影響でメニュー数を絞っているという。

 「加古川の地にクラフトビールの文化を発信したい。楽しく飲んで帰ってもらえれば」と話す店主の大西誠さん。自身もクラフトビールを飲むのが好きだったという大西さんは、病院で人工心肺装置「エクモ」を専門とする臨床工学技士として働く公務員だった。定年が近づくにつれ「何かしないと」と考えるようになったという大西さん。「モチベーションが維持できる今しかない」と決断し、岡山市の醸造所の門をたたき、定年約1年前から休日の土日を駆使してビール造りを学び始めた。

 「将来的にはお客さんと一緒にビールを造ったり、近くの店とコラボしたりしたい」と大西さん。最近では同市内外や女性のリピーターも増え、地元の大麦で造りたいなどの問い合わせがあったり、麦芽かすを肥料に使う試みをしたりするなど、「ひとりで始めたころに比べ物事が循環し始め、面白くなってきた」と話す。

 大西さんは前職の病院の理念「マグネットホスピタル」になぞらえ、「マグネットブルワリーを目指したい。魅力あるビール造りを続けることで、集まる人や働く人が楽しめ、お互い引き付け合う存在でありたい」と話す。

 営業時間は17時~23時。月曜定休。

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