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加古川に就労継続支援B型事業所 障がい者のスキルアップ支える

施設の作業スペースで笑顔を見せるスタッフと利用者

施設の作業スペースで笑顔を見せるスタッフと利用者

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 加古川のNPO法人「アゼリア」(加古川市尾上町、TEL 079-453-5177)が2月、就労継続支援B型事業所をオープンし、働く機会を通じて、障がい者のスキルアップを支えている。

利用者が分解したパチンコ台の部品の一部

 同法人は、障がい者の自立や就労を支援する就労継続支援B型事業所を運営。現在3人の利用者が、パチンコ台の分解などの仕事に取り組んでいる。利用者は、身体障がい者や知的障がい者、精神障がい者で、平日は10時~15時30分、土曜は10時~12時の時間帯で働いている。

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 同施設を始めたのは、同法人の理事長橘生也さんが、知人が運営する就労継続支援B型事業所を見学したことがきっかけだったという。橘さんは「知人の施設を訪問するまで、障がい者と接する機会が無かった。実際に施設の利用者と話をしてみると、想像していたより普通にコミュニケーションが取れて、これなら自分にもできると感じた」と話す。

 昨年6月から開所の準備を進め、今年2月1日にオープン。約2カ月が経過し、施設の見学者も増加している。

 サービス管理責任者の堀高信子さんは「パチンコの解体作業といっても想像しにくいので、まずは一度見学に来てほしい。実際に作業の体験も可能」と話す。

 利用者は「パチンコの分解は、今までしてきた仕事の中で一番楽しい。特にネジがきれいに取れると気持ちがいい。利用者が増えて、みんなで仕事をすれば、もっと楽しくなる」と笑顔を見せた。

 橘さんは「一番の目標は、1人でも多くの利用者が、企業で働けるようになること。次のステップへの支えをしていきたい」と意気込んだ。

 利用時間は10時~15時30分(奇数月の第2・第4、偶数月の第2土曜=は10時~12時)。

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