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加古川のベリーダンスチームが2度目の単独発表会 参加者2倍、表現豊かに

イベントをPRする包成鳳(ほうせいこ)さん

イベントをPRする包成鳳(ほうせいこ)さん

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 加古川のベリーダンスグループ「ベリーローズ」が3月23日、2度目の単独発表会を「加古川ウェルネスパーク アラベスクホール」(加古川市東神吉町)で行う。

本番さながらの合同練習風景

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 同グループは、東加古川のスタジオ教室を拠点に入門初心者から上級者まで、幅広い年代の女性が参加する。地域のよさこいイベント「踊っこまつり」で披露したダンスで特別賞を受賞するなど加古川を中心に活動している。

 今回の発表会には前回の倍となる39人が参加。曲ごとにメンバーを入れ替え、衣装も替えて全16曲を披露する。

 ダンスの指導をする包成鳳(ほうせいこ)さんは「今回は美しい愛情だけでなく、悲しい愛、社会の不満などのいろんなタイプの曲も入れているので前回より面白い内容になっている。人数も増えたので新鮮な感じ」と話す。

 発表会では、「Aam Salama」(エジプトの神様という意味)という曲に力を入れ、エジプト社会の不平等や庶民の不満など悲しみを表現するという。チャイナドレスで踊る「イェンジュンミン」、17人が一緒に踊るかわいらしい曲「ビューティフルガール」、同グループ講師の寺田由美子さんによる激しい曲「Mejance」、包さんによる情熱的な愛の曲「100個証拠」なども。

 「羽のように布を操る『イシスウィング』や扇子と1.8メートルの布をつなげた『ファンベール』、伝統的な『ベール』などの道具を用いる曲目では、より派手にあでやかに表現できる」と包さん。

 同グループは、1曲に3カ月を費やし、各クラス3曲を練習し一年かけて準備。メンバー同士で衣装作りや舞台メークの研究もするという。現在本番に向け、立ち位置や振り付けフォーム、衣装チェンジなど連日練習に取り組む。

 寺田さんは「それぞれのレベルで一生懸命頑張っているので温かく見守ってほしい。きらびやかな衣装も見どころなので楽しみに来てください」と来場を呼び掛ける。

 開場13時、開演13時30分。入場無料。

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