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加古川のうどん店で「鉄道模型の運転会」 地域の世代間交流活性化図る

主催者の石川英範さん(右から1人目)と寺田雅彦さん(右から2人目)

主催者の石川英範さん(右から1人目)と寺田雅彦さん(右から2人目)

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 加古川のうどん店「琴」(加古川市尾上町)で2月12日、鉄道模型「Nゲージ」を使ったイベント「鉄道模型運転会」が開催された。主催は鉄道模型愛好家で組織する「浜の宮鉄道倶楽部」。

レール上を走る車両模型

  月に1回ペースで開き、今回で28回目となった同イベント。同店内の一角に鉄道模型「Nゲージ」のレールを敷き、車両模型を走行させるための「パワーユニット」(コントローラー)で運転を行った。

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 同団体代表の石川英範さんによると、「貨物列車」「国鉄」「カマ(鉄道用語で先頭車両の意)のみ」「私鉄の特急」「電気を使わない車両」など、毎回走らせる車両のテーマを決めており、「鉄道模型は毎回テーマに欠かないほど奥が深い」という。

 参加者は年代も職業もさまざまだが、持ち込んだお気に入りの車両を走らせたり、コレクションや鉄道の話で盛り上がったり、思い思いに楽しんでいる。来店した子どもに操作方法を教えるなど、メンバーだけでなく来店客も運転でき、多い日には順番待ちの列ができることもあるという。参加者の一人、一政大輔さんは「イベントをきっかけに車両を集めるようになった。みんなで趣味を共有できる楽しみがある」と笑顔を見せる。

 石川さんは「甥(おい)が自宅で小さいレイアウト(レールを組んだもの)で遊んでいたのを見て、もっと広い場所でやってみようと思ったことがイベント開催のきっかけ」と話す。現在は尾上公民館(同市尾上町)や、石川さんの母親が勤務する同店で活動を展開しているという。

 店長の花尻保子さんは「模型のことはよく知らなかったが、一度やってみたらどうかと声を掛けた。子どもも喜ぶが、お父さんお母さんも楽しんでいる」と話す。イベント時はお子さまランチのおにぎりを新幹線の形にして提供する。

 石川さんは「店内のチラシやフェイスブックを見て参加者する人が増えてきた。さらに参加した人が知り合いを連れてくる。どんどん枝分かれして、地域交流が活発化すれば」と期待を寄せる。

 3月3日・4日は、尾上公民館で開催される「登録団体作品展と尾上地域をつなぐ作品展」に鉄道模型を出展するという。石川さんは「鉄道模型を通じて地域と交流できれば。地域の人に子どもやお孫さんと楽しんでもらいたい」と話す。

 開催時間は10時~15時。車両模型の持ち込みにも対応する。入場無料。