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加古川にカフェバー・常連客の差し入れをヒントにメニュー開発

カウンターで調理する店主の渋谷さん

カウンターで調理する店主の渋谷さん

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 加古川に11月5日、女性店主が運営するカフェバー「MATILDA(マチルダ)」(加古川市平岡町)がオープンした。

季節にあわせて変わるオリジナルタルト

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 店舗面積は5坪。カウンターテーブル8席と立ち飲み用のカウンターを用意する。店内はコンクリート壁とブラウンのインテリアを基調に、ビビッドな赤色が映えるシックな空間を意識し、照明にもこだわり落ち着いた空間を演出。

 店主の渋谷(しぶたに)のりこさんは、加古川のカフェバーで働いた経験から同店をオープン。「昼のカフェタイムは女性一人でもゆったりでき、夜のバータイムは仕事帰りに立ち寄ることができる場所を目指している」と渋谷さん。「両方のいいとこ取りをすることで、お客さんを限定せずいろんな方に足を運んでもらいたい」とも。

 看板メニューは渋谷さんの手作りケーキ。季節によって変わるタルト(500~550円)は、11月はイチジクやクリ、洋ナシなどを提供。他にも、ロールケーキやスコーン、ブラウニーなどを用意する。ケーキ類はすべてテークアウトできるほか、営業時間中はいつでも注文に対応可能という。

 昼のカフェタイムは、焙煎(ばいせん)職人から仕入れるドリップコーヒーや紅茶、ソフトドリンクを用意。夜のバータイムは、ビール、ワイン、カクテル、ウイスキーなどアルコール約30種を用意。フードメニューとして、日替わりで提供する「本日のデリ」(1種300円~)のほか、ブラックペッパーコロッケ(1個200円)、トロトロ豚バラのBBQグリル(780円)、チーズ盛り合わせ(1,200円)などをそろえる。

 「常連客から手作り料理をよく差し入れてもらっていた」と渋谷さん。同店の「バターカレー」は、以前勤めていた店の常連客の差し入れからヒントを得て開発したメニューだという。「メニューになったことで常連さんも喜んでくれている」といい、「地元の人との関わりを大事にしながら長く続けていけたら」と笑顔で話す。

 営業時間はカフェタイム=14時~17時30分、バータイム18時~24時。日曜・祝日・第4水曜定休。第1・2・3・5水曜はバータイムのみ営業。

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