赤身和牛専門店「和牛工房ゆかり稲美総本店」（稲美町野谷、TEL 079-496-2929）がオープンして1カ月がたった。

ログハウス風の店舗

　店主の岡島弘明さんは大阪府出身。1958年（昭和33）年から3代にわたり続く牛肉卸を営んでおり、大阪市東住吉区内で焼き肉店を営業しているほか、牛肉のネット販売やイベントでのキッチンカー出店も行っている。今回、稲美町に本社機能を移し、「稲美総本店」としてオープンした。

　ログハウス風の店内には、テーブルや半個室席など52席を備える。牛肉卸の利点を生かし、山形牛、仙台牛などの牛肉を提供するほか、野菜や米などは地元産の食材を多く取り入れている。今後、敷地内にバーベキューサイトやカフェスペースの設置も計画しており、将来的にランチ営業も予定する。

　オープンから1カ月を振り返り、岡島さんは「SNSなどで紹介されたこともあり、予想以上に反響があった。3～4回と来店する方もいる。希少な牛肉も用意しているので、これからもたくさんの人に足を運んでもらえれば」と来店を呼びかける。

　営業時間は17時～22時。月曜定休。