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兵庫大キャンパス内にキッチンカー 食堂の混雑緩和へ

キッチンカーを利用する学生たち

キッチンカーを利用する学生たち

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兵庫大学(加古川市平岡町)キャンパス内で6月2日、キッチンカーによる食事やデザートの販売が始まった。

学生たちが購入したクレープ

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 同大教学部の好井正治さんは「新型コロナウイルスの感染症対策で食堂の席数を減らした際、昼食時に席が不足することがあった。食堂の混雑緩和と、コロナ禍で制限の多い学生たちにもっとキャンパスライフを楽しんでもらえるようキッチンカーでの販売を企画した」と話す。

 キッチンカーは平日の授業実施日に1日最大2店舗が出店する。日替わりでワッフルサンド、ロコモコ・クレープ、サンドイッチ、広島焼き、焼き肉弁当などを販売。学生が利用しやすいよう、500円以下の商品を必ず1品含めて販売するが、学生や教職員でなくても利用できる。

 学生支援課の藤本彩加さんは「キッチンカーが出店する中庭芝生広場にはガーデンパラソルと4人掛けのテーブル5卓を備えたデッキスペースを新しく設置した。昼食時に食堂で席に座れない学生を見ることがなくなった」と話す。

 「昼休みにはキッチンカーの販売に学生たちの列ができている。当初は1カ月間の販売を予定していたが学生たちにも好評で、7月も販売を延長する。新たなキッチンカーの出店も募集するので、少しでも学生たちの笑顔につながれば」と好井さんは話す。

 今月の今後の出店日は15日、19日、21日~23日、30日。営業時間は11時~14時。

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