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加古川のゲーム会社開発「MechNest」6カ月 ユーザー意見で進化も

加古川のゲーム制作会社「PoisonGames(ポイズンゲームス)」がリリースした「MechNest(メックネスト)」

加古川のゲーム制作会社「PoisonGames(ポイズンゲームス)」がリリースした「MechNest(メックネスト)」

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 加古川のゲーム制作会社「PoisonGames(ポイズンゲームス)」(加古川市尾上町、TEL 080-1517-6378)が、ゲーム「MechNest(メックネスト)」をリリースして6カ月がたった。

株式会社PoisonGames(ポイズンゲームス)の藤井温生社長

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 同社は、高砂出身の藤井温生さんと加古川出身の香川卓弥さんが、映像制作とゲーム制作を手がける会社として2021年8月に設立。起業を志していた藤井さんとゲーム開発を行っていた香川さんが出会い、意気投合したのが設立のきっかけという。社名には、誰しもが抱えるストレスや不安を毒と見立て、「ゲームで毒を制する」という思いを込めた。

 同ゲームは同社が初めて開発したゲームで、2021年10月にリリース。製品版の一歩手前の状態でリリースする「アーリーアクセス」版のシューティングゲームで、プレーヤーがパソコンを使ってフィールド上のロボットを操作し、目の前の敵をショットで撃ち倒していく。仕様は、敵がランダムに生成されていくローグライク。ロボットの後ろをカメラが追いかける3人称視点でゲームが進行する。レベルは、初級、中級、上級を用意。戦闘を続けることでロボットの攻撃力やスピードなどが上がる。

 社長の藤井さんは「始めのうちは、ロボットの攻撃力も弱く、敵をこそこそ倒すしかないが、次第に無数の敵を次々に倒せるようになる。ストレス発散や爽快感を求める人にはうってつけのゲーム」と話す。

 アーリーアクセスについて、藤井さんは「ゲームコミュニティーから出るユーザーの意見を踏まえアップデートしていくことが、開発者のスキルアップにもつながっている」と話す。「現在、eスポーツを意識した『アンビリーバブーン!』というゲームを開発している。メックネストのニンテンドースイッチへの移植や、完成版もリリースしたい」とも。

 価格は2,570円。同社ホームページのストアページから購入できる。

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