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加古川・鶴林寺で「伝教大師1200年大遠忌」 常行堂、三重塔特別公開

拝観を呼び掛ける茂渡住職

拝観を呼び掛ける茂渡住職

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 天台宗の宗祖・伝教大師(最澄)の没後1200年に合わせ刀田山鶴林寺(加古川市加古川町、TEL 079-454-7053)で10月30日、大遠忌が始まる。

「五大尊像」の掛け軸が並ぶ特別展

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 大遠忌の期間中、国の重要文化財「常行堂」と兵庫県指定文化財「三重塔」を特別公開し、本堂で本尊特別御朱印を授与する。同寺塔頭浄心院の茂渡俊慶住職は「両堂とも外園から内部を見てもらえるように扉を開けている。御朱印は短い期間の授与になるがこの行事のために作った」と話す。

 特別講演も開催し、10月31日に同寺塔頭真光院、11月3日に同寺塔頭宝生院、11月7日に浄心院住職が天台宗や同寺について話す。茂渡住職は「通常なら大遠忌の最初、中日、最後と大きな法要を行うがコロナのため我々だけで行うことになった。天台宗は檀(だん)信徒が少ないため、どんな教えかを知っている人も少ない。3日に分けて、それぞれの住職の切り口で話を聞けるいい機会」と話す。

 入山料は500円。期間中は加古川市民のみ宝物館の拝観料(500円)を無料にする。11月8日まで。特別講演の開催時間は各日14時~15時。

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