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高砂のドラッグストアで「オレンジマスク」配布 認知症への正しい理解を啓発

オレンジマスクを手に啓発活動をする高砂市地域支援センターの職員

オレンジマスクを手に啓発活動をする高砂市地域支援センターの職員

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 高砂市地域包括支援センター(高砂町、TEL 079-443-3723)の職員が9月21日、ウエルシア高砂浜田町店(同)で、認知症支援のシンボルカラー「オレンジ色」のマスクを着用し、啓発チラシとオレンジ色のマスクを来店客に配布した。

オレンジマスクを配る職員

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 9月は国際アルツハイマー病協会などが「世界アルツハイマー月間」と定め、各地でさまざまな啓発活動が行われる。21日は「世界アルツハイマーデー」で、同センターは初めて活動を実施した。

 店内には認知症の症状についてのパネルを展示。「認知症は加齢による物忘れと違い、体験したことそのものを忘れたりすることが認知症のサイン」など、症状の特徴を掲示した。専門員による無料相談会も実施。参加した女性は「市に行くにはハードルが高かったが、不安に思っていたことを気軽に相談できてよかった。気持ちが軽くなり、いつでも相談していいんだという気持ちになれた」と話した。同センターの濱田光子さんは「認知症は誰でも起こりうる脳の病気。物忘れが気になる家族がいれば、気軽にセンターに来て欲しい」と呼び掛けた。

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