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1000年に一度の豪雨想定 播磨町が総合防災マップ更新

総合防災マップをアピールする播磨町危機管理グループの職員

総合防災マップをアピールする播磨町危機管理グループの職員

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 播磨町が現在、1000年に一度の豪雨を想定した総合防災マップを町内の約1万2000世帯を対象に配布している。

1000年に一度を想定したハザードマップ

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 マップの改訂は5年ぶり。1000年に一度の想定では、加古川水系下流圏域に48時間で750ミリ、喜瀬川流域に12時間で551ミリの雨が降るとされる。同町宮西の一部では3メートルの浸水も予想。過去最大規模の台風が接近した場合の高潮では、同町北本荘の一部で5メートル以上の浸水も予想する。同町危機管理グループの澤田和久さんは「1000年に一度の豪雨では播磨町の面積の半分から3分の1くらいで被害が想定される。近年、播磨町では大きな災害は発生していないが、今後の災害の規模によっては危険な箇所が出る可能性がある」と話す。

 改定にあわせ避難場所の記載方法も変更した。洪水、高潮、津波などの災害区分によって使用できる避難所を分け、表にしている。澤田さんは「全国的に台風、洪水、地震など大きな災害に見舞われている。防災マップを見て、自宅や町内でよく行く所の危険性を確認し、いざというときに逃げる方法や避難場所を家族で話し合って」と呼び掛ける。

 マップは広報はりま6月号に同封。同町ホームページではWEBハザードマップも公開している。問い合わせは危機管理グループ(TEL 079-435-0991)まで。

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