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高砂出身の偉人「美濃部達吉」について学ぶ 明治時代の著書再刊記念で

再刊された美濃部達吉著「憲法講話」

再刊された美濃部達吉著「憲法講話」

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 高砂出身で明治から昭和にかけて憲法学者として活躍した美濃部達吉について学ぶ「美濃部達吉『憲法講話』読書会」が2月23日、高砂市立高砂公民館(高砂市高砂町、TEL 079-443-5439)で開かれる。

高砂公民館に所蔵されている「憲法講話」

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 美濃部達吉が明治時代に出版した著書「憲法講話」が昨年11月に再刊されたことを機に、地元の偉人を大勢の人に知ってもらおうと同館が主催する。同館で活動する美濃部研究会の宮先一勝さんが同著を基に解説を交えながら本を読み解いていくという。

 同館の辻清光さんは「美濃部達吉は教科書にも載っている有名な方だが、地元の人でもまだまだ知らない人が多いと感じる。憲法書と聞くと難しそうに感じるので、子どもたちでも理解できるように分かりやすく進める」と話す。

 「憲法講話」は1912(明治45)年に刊行され、「主権は天皇にあるのではなく、国家にある。天皇は国家の一機関である」という「天皇機関説」を説いた書。当初は憲法学の通説として広まったが、昭和初期には天皇機関説排除の気運が高まり、発禁処分にもなった。辻さんは「当時の時代背景を感じることができる書籍。美濃部達吉の思いに触れてもらえたら」と話す。「現在の日本に貢献してきた偉人。公民館には美濃部達吉の資料を多く所蔵しているので、高砂の歴史に触れるきっかけにしてもらえれば」と来館を呼び掛ける。

 開催時間は13時30分~15時。参加無料。申し込みは同館まで。

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