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高砂の工楽松右衛門旧宅が一般公開 江戸から昭和の佇まいを修理復元

保存修理を終え一般公開が始まった工楽松右衛門旧宅

保存修理を終え一般公開が始まった工楽松右衛門旧宅

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 高砂市指定文化財「工楽松右衛門旧宅」(高砂町今津町)で6月3日、建物内の一般公開が始まった。

明治から昭和期の佇まいを復元した旧宅内部。

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 工楽松右衛門は、江戸時代に船の帆布を改良し耐久性のある「松右衛門帆」を発明した高砂出身の発明家・実業家。

 江戸時代後期に建てられたという木造2階建ての旧宅は、2016年に所有者の工楽家が市に寄贈した。空き家の状態が長く続いていたことから老朽化が進んでいたため、2016年12月から保存修理を行い、今年3月に完工した。

 敷地面積は197坪、建築面積は75坪。1階は井戸や炊事場のほかに9部屋、2階には7部屋がある。内部は明治から昭和にかけて増改築された部屋などを復元し、従来使われていた柱や梁などは極力残した。

 高砂市職員の増田さと子さんは「歴史的な建物だけでなく当時を思わせる古い家具なども置いている。ここで高砂市の歴史を感じてほしい」と話す。

 公開当日は、開館記念式典も行われた。式典に出席した登幸人高砂市長は「高砂市を歴史と文化のあふれる町にしたい。この場所を観光の拠点としても活用していきたい」と意気込む。今後はワークショップや歴史講座も開く予定という。

開館時間は9時~18時。入館無料。

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