高砂市文化会館＆文化保健センター（高砂市高砂町）で10月9日、文化交流イベント「第20回 あつまろか東はりまマダン」が開催される。

「プンムルノリ」（昨年の様子）

「マダン」は、ハングル語で「広場」「祭り」を意味する言葉。当日は、世界の歌や演奏を披露するステージイベントをはじめ、各国の料理、ネパールの物産販売、チョゴリの試着体験、14店ほどが出店するフリーマーケット、ハンドマッサージを展開する。

　実行委員会代表の伊藤真史さんは「神戸や宝塚などにもマダンがあったため、一緒に東はりまマダンをやろうと1998年に高砂の朝鮮総連と始めたのがきっかけ。チヂミ体験コースや韓国楽器のチャンゴ演奏体験などが人気だった。今回の20回目で最後になる」と話す。

　伊藤さんは「多文化共生の入り口としての役割は果たせたと思う。楽しく多文化を知っていただけるイベント。ぜひご来場いただければ」と呼び掛ける。

　開催時間は11時～15時30分。