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品種から製麺まで純国産「加古川生パスタ」 市内などで提供・販売開始

販売が開始した「加古川生パスタ」

販売が開始した「加古川生パスタ」

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 日本初のデュラム小麦の新品種「セトデュール」を100%使用した「加古川パスタ」に生パスタが登場し、2020(令和2)年12月24日、提供や販売を始めた。

「ル・パスタガーデン」で提供される2種類のパスタ

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 パスタはセトデュールを生産する同市の農事組合法人八幡営農組合と、姫路市で生パスタ工房・農家イタリアン「パスタソリーゾ」を営業する農業生産法人小川農園株式会社が連携し開発した。

 開発に携わった小川農園の小川陽平専務は「3年前の展示会で、同組合が生産するセトデュールとの出合いが共同開発のきっかけ」と話す。その後イタリアのパスタ職人から伝統的な製法を学び、蒸気殺菌という新しい技法により、生パスタとしては異例の約3カ月の賞味期限を実現したという。品種から製麺まで純国産の生パスタが発売されるのは国内でも初めて。

 イタリアンレストラン「ル・パスタガーデン」(加古川市平岡町、TEL 079-435-6000)では、同パスタをメニューとして提供する。煮込んだ自家製トマトソースをからめた「彩野菜のラグーポモドーロ」と、地元のみそとクリームを合わせた「高松味噌を使った海の幸のチーズクリーム」の2種類を用意(1,190円)。加古川生パスタは、加古川ヤマトヤシキや「ふぁ~みんSHOP八幡」、「にじいろふぁ~みん」で販売する(以上税別、480円)。

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