加古川の常楽寺(加古川市東神吉町)で11月8日、「カンキノヒVOL.2お寺でフェスタ@常楽寺 神吉城跡」が開催される。
2回目となる同イベントは、歴史ある常楽寺内で、持ち帰りフードや駄菓子、射的、雑貨など23店が出店。アーティストによる歌やダンスのショータイムも行う。鐘の音がイベント開始・終了の合図になるという。
開催のきっかけは、地元出身者が集まって開催した2015(平成27)年の収穫祭イベント。老若男女で楽しめるよう企画した。実行委員会代表の喜多亮太さんは農機具販売「喜多農機」を経営し、米や野菜のセレクトショップ「農宴神喜」事業も行う。同委員会代表の勝山紘子さんは常楽寺に生まれ、弁当店「美食美菜ROCO’S」を経営する。
喜多さんは「昨年は予想以上の反響があり、約500人が来場して大変にぎわった。人とのつながりで今年は出店数も増えてうれしい。これからも地元・神吉を盛り上げていきたい」と話す。「今年はコロナでイベント中止が多く、楽しみも減っているので、大いに楽しんでほしい。小さい子どもから年配の方まで、神吉以外の人にもたくさん来てほしい」と勝山さん。
喜多さんは「寺で行う音楽や食で、非日常をそれぞれに感じとってほしい。腹ペコで遊びに来てください」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時30分~16時30分。ショータイムは14時~。入場無料。雨天中止。