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加古川で筆文字アートの個展 チャリティーイベントも同時開催

PRする優月さん

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 筆文字アーティストの優月(ゆうき)さんの個展「まりりん‘sわっさー天国vol.4」が10月30日から、加古川駅構内の「加古川市民ギャラリー」(加古川市加古川町、TEL 079-456-0222)と、加古川駅南の寺家町商店街にあるコミュニティースペース「びぃぷらす加古川」(同市加古川町、TEL 079-426-1442)で開催される。

びぃぷらすでの展示の様子

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 「びぃぷらす加古川」では、筋肉が骨に変わる希少難病(FOP)と闘う「いっくん」こと山本育海(いくみ)さんを応援するチャリティーイベントも同時開催する。

 個展開催は4回目。優月さんは、4年前に筆文字を始め、その年に初めて個展を開催した。その際、「初心を忘れないよう毎年開催しよう」と目標を決めたという。今回のタイトルは「苦アレバ楽アリ」。優月さんは「今年はコロナで苦しいことから始まった。でも、苦しいことばかりではなく、楽しいこともあるよ」という思いで付けた。

 メイン会場の同ギャラリーには、優月さんが生み出したキャラクターを色鮮やかに描いた絵に、筆文字で詩を添えた作品など約30点を展示。同時開催するチャリティーイベントでは、障がい者福祉施設「ハバナケア」との縁で、優月さんの作品と利用者が描いたイラストをコラボしたマスクや筆文字アート、さをり雑貨などを展示販売する。体験ブースでは、レジン香水瓶型キーホルダー作りや耳つぼジュエリー、カラーボトルカウンセリングなども設ける。

 同イベントの売り上げの1割を「いくみ募金」に募金する。募金活動は、友人に誘われたイベントで、いっくんのお母さんと出会ったのがきっかけ。FOPの事を知り、応援したいと思い募金活動を始めたという。

 優月さんは「作品への思いは、人生、楽しいこと、辛いこと、うれしいこと、悲しいこと、いろんな『こと』を経験し、今の自分がある。自分自身が波乱万丈な人生だったからこそ、『人生楽しんだらいいよ』というメッセージを、自分が生み出したキャラクターと共に心を込めて書いている」と話す。「人生いろいろ、思いもいろいろ。筆文字を通して『いろいろ』なメッセージを伝えたい」と話す。

 開催時間は、加古川市民ギャラリー=10時~17時(最終日は15時まで、11月4日まで)、びぃぷらす加古川=10時~17時(木曜定休、11月8日まで)。入場無料。

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