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加古川の居酒屋「かたりべ」が移転リニューアル 異業種交流の場にも

店主の三瀬さん

店主の三瀬さん

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 居酒屋「わいわい酒屋 かたりべ」(加古川市加古川町、TEL 079-427-5962)が移転リニューアルオープンして1カ月がたった。

店主自慢の鹿児島県産赤鶏料理と地酒

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 店主の三瀬積(みせつもる)さんはサラリーマンから居酒屋経営者へと転身し、2001(平成13)年、加古川町に前店を出店した。元々百貨店で酒を取り扱う仕事をしていたという三瀬さん。専業主婦で料理が好きだったという妻と夫婦2人で店を切り盛りする。

 「移転前の店は座敷席もあったが、カウンター席が8席のため常連客でいつもいっぱいだった」と三瀬さん。リニューアル後はカウンター席のみ16席を用意。開店当初から来ているという常連客たちが店の改装を手伝ったという。

 料理に使う食材は、三瀬夫婦の出身地である九州から取り寄せた鹿児島県産「赤鶏」など。メニューは、サラダ、揚げ物、ご飯物など20種類以上。日替わりのサイドメニューも用意する。三瀬さんは「おひとりさまも歓迎。いろいろなメニューをたくさん頼めるよう一品の単価も安くしている」と話す。

 店主のお薦めは、ショウガとニンニクを溶かし入れた、鹿児島県産の甘いしょうゆにつけて食べる「赤鶏皮のたたき」(300円)、「赤鶏のさしみ」、「赤鶏のキモ刺し」(以上500円)、加古川では珍しいという「馬刺し」(750円)、馬の油肉「たてがみ」(550円)など。ドリンクメニューは、焼酎「佐藤(黒)」、日本酒「奥丹波 純米酒」(以上500円)などをそろえる。

 店名の「かたりべ」は、「お酒を飲みながら本音トークができる場所、皆が語る場所として大いに利用してほしい」との願いを込め、三瀬さんが名付けた。

 店では「50代前後の人にはまる1970年から2000年までのJポップ」をBGMに使う。三瀬さんは「懐かしい雰囲気で異業種交流の場にも活用してほしい。いろいろな人に立ち寄っていただけたら」と呼び掛ける。

 営業時間は17時30分~23時。日曜定休。

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