新型コロナの影響によって疲弊した社会を加古川名物「かつめし」で活性化させようと、飲食店経営者が中心となって「Let's eat!かつめし」プロジェクトを開始した。7月1日から10月末までの4カ月間限定で展開する。
加古川のソウルフードで心から元気に 「Let's eat!かつめし」プロジェクト始動
プロジェクトは姫路市でかつめし専門店を経営する田村俊行さんが企画。オリジナルポスターを作成し賛同する飲食店などに提供するほか、ホームページやSNSを使って情報発信していく。
ポスターはA4・A2版の2種類。A4版は加古川市内の公民館や市民センターなど44施設で配布。A2版はBAN-BANネットワークスが運営するコミュニティースペース「びぃぷらす加古川」で配布する。ポスターを使いたい飲食店などが直接配布場所へ取りに行く仕組み。実行委員会のホームページからダウンロードすることも可能。
プロジェクトではオリジナルのロゴを作り、ホームページから無料でダウンロードできる。規約を守れば商用利用も可能。
同実行委員会代表も務める田村さんは「ポスターがたくさんの店舗などに貼られ、街の人たちが見ることで『かつめしを食べて今日も頑張ろう』『しんどいけどかつめしを食べて乗り越えよう』と思ってくれる人が1人でも出てきたらうれしい」と笑顔で話す。