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加古川の運送会社に飲酒運転撲滅呼び掛ける自販機 コロナ後も気を引き締めて

社長の稗田健吾さん、加古川警察署の廣地正幸さんと櫻井雅光さん

社長の稗田健吾さん、加古川警察署の廣地正幸さんと櫻井雅光さん

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 加古川の運送会社「稗田商事」(加古川市志方町)が飲酒運転撲滅を呼び掛けるラッピング自販機を設置し、5月29日に設置セレモニーが開催された。

自販機と同社従業員ら

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 当日は同社社長の稗田健吾さん、同社従業員、加古川警察署の廣地正幸さんと櫻井雅光さんなど約10人が参加した。

 同社本社がある県道65号線沿いに設置された自販機。黄色を基調としたデザインで「しない。させない。飲酒運転」といった標語が書かれ、同社従業員だけでなく、通り掛かる自動車にも訴えるものとなっている。売り上げの一部は「ひょうご被害者支援センター」へ寄付される。同自販機は兵庫県警とキリンビバレッジが協力して展開。同市内では2台目となる。

 同署交通課の毛利明子さんによると、同署管内での飲酒運転の摘発件数は兵庫県内で5年連続ワースト1位。毛利さんは「ラッピング自販機の設置は、飲酒運転の抑制につながるのでありがたい。飲酒運転の多さは車移動が多い地域性も大きい。新型コロナ感染症の自粛が終わると人出も多くなるが、一層気を引き締めてほしい」と話す。

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