昨年9月に加古川の八幡営農組合が募集した「加古川パスタ レシピコンテスト」受賞メニューが、「受賞作品レシピ集Vol.1」として12月23日に発行された。
「加古川パスタ」は、日本初の品種登録されたデュラム小麦「セトデュール」を使った純国産のパスタ。加古川市の北部に位置する八幡町を中心に生産される「セトデュール」は、八幡営農組合が、2018(平成30)年から種子の生産、栽培、加工に取り組み、純国産パスタとして製品化に成功した。
昨年9月に行われた、同パスタを使ったレシピコンテストには、27作品の応募があり、味、手軽さ、独創性、PRポイントで審査され、5作品が入賞、今回のレシピ集に受賞ポイントとともに紹介されている。
八幡営農組合が小冊子を発行することは初めてで、レシピ集を編集するに当たり、見て分かりやすいような構成、ビジュアルで印象付けられるよう工夫した。A5版のカラー16ページ、3000部を製本し加古川市内の公共施設、ふぁーみんショップなどで無料配布されている。市内はもとより、神戸市内からの問い合わせもあるという。
同組合の米澤さんは「今後も加古川パスタを多くの人に知ってもらえるよう、さまざまな取り組みを通じてPRしたい」と話す。