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加古川で「OneDrop」活動報告写真展 「バングラデシュの笑顔伝えたい」

OneDropメンバー(左から)フミ・スギタニさん、大西登志子さん、佐藤由佳さん

OneDropメンバー(左から)フミ・スギタニさん、大西登志子さん、佐藤由佳さん

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 バングラデシュ教育支援の会「OneDrop(ワンドロップ)」 の活動報告写真展が11月22日から、コミュニティースペース「びぃぷらす」(加古川市加古川町、TEL 079-426-1442)で開催されている。

写真展の様子

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 「OneDrop」は、2010(平成22)年にバングラデシュの教育支援活動を目的に楽しい学校を造ろうと、元中学講師だった大西登志子さんを中心に結成された市民団体。名前の由来は、マザーテレサの名言から大西さんが名付けた。活動は2016(平成28)年に開校された小学校の運営や、一人でも多くの子どもが安心して学校に行くことができるための奨学生プログラム、毎年2回、希望者を募り、バングラデシュに行き学校を訪問するスタディツアーを実施している。啓発活動で写真展をはじめ、各地のイベントに参加し、バングラデシュカレー、民芸品、支援者のからの手作り品などを販売するバザー、募金活動、講演会など精力的に活動する。

 びぃぷらすでの写真展は今回で3回目。「メンバーの知り合いに『この場所で展示してみては』と紹介してもらったのがきっかけ」と大西さん。小学校で学ぶ生徒や運動会の様子などを捉えた写真を約70点展示する。

 写真展を見に来た加古川市在住の女性は「バングラデシュの子どもたちの純真無垢な笑顔と目の輝きがまぶしい」と笑顔を見せる。「2016(平成28)年の開校から今年まで、学校が大きくなっていく様子も見てほしい。何より子どもたちの笑顔を見てほしい」と大西さん。

 「この写真展を見に来ていただいた方にOneDropの活動を知ってもらいたい。同じアジアの中で今なお家庭環境が貧しく教育環境も十分に整っていない場所がまだまだある。そんな中でも目を輝かせた子どもの笑顔をみるときっといい気持ちになると思う。感じた気持ちを大切にしてもらい、活動に興味を持ってもらえたなら協力をお願いしたい」と意気込む。

 開催期間は12月2日まで、木曜定休。

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