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加古川「狐狸ヶ池」で水全部抜く大作戦 郷土の魅力「ため池」に触れる

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 兵庫県立考古博物館(播磨町大中1)の南にある「狐狸ヶ池(こりがいけ)」で10月22日、池の水を抜くイベントが行われ、小学生と保護者約500人が参加した。地域の魅力を感じ、地域が一体となるまちづくりを目的に加古川青年会議所が初めて企画した。

魚と触れ合う子どもたち

 兵庫県には約2万2000のため池があり、全国の約15%を占める。特に東播磨地域は古くから水不足に悩まされた地域で、水を得るための技術が発達し、ため池などが整備されてきた。狐狸ヶ池は現在も農業用水のため池として使われ、絶滅危惧種の水生植物「オニバス」が確認され、コイやライギョなどが生息している。

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 イベントでは9グループに分かれて池に入り、子どもたちはひざ下まで水に漬かりながら網などを使って生き物を探した。約15分でコイや大きなライギョを次々と上げ、用意された水槽やプールに魚を入れると、子どもたちは大喜びだった。捕獲されたライギョはその場でさばかれ、唐揚げにされた。唐揚げを食べた親子は「臭みがなくフワフワした触感でおいしい」と舌鼓を打った。

 同会議所の藤原広明さんは「ため池は地域には欠かせないもの。このため池に子どもから親の世代まで触れることが郷土の愛着につながると思う」とイベントの成果に期待を寄せる。

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