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高砂にうなぎ専門店「桶松」 カキ料理店内に併設、店主のこだわりメニューそろえる

備長炭で「地焼き」する愛知県三河一色産のうなぎ

備長炭で「地焼き」する愛知県三河一色産のうなぎ

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 うなぎ専門店「うなぎ処 桶松(おけまつ)」(高砂市中島、TEL 079-451-6116)が7月1日、オープンした。

店舗外観

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 同地で2018(平成30)年から営業しているカキ料理店「牡蛎処 桝政(かきどころ ますまさ)」店主の井藤貴司さんが出店した同店。「うなぎ専門店をいつか出店したい」と考えていたという井藤さんが「桝政」店内に併設する形でオープンした。

 うなぎは愛知県三河一色産、たれはうなぎの骨や頭などを煮込んで作った秘伝の物を使う。米は石川県桶田農園のコシヒカリ、だしは羅臼(らうす)昆布や鹿児島県産かつおを使う。蒸さずに備長炭で焼く「地焼き」することで、外はパリッと中はふんわりジューシーで香ばしい仕上がりになるという。

 一番人気は、「うな重定食 上(骨煎餅、肝吸い、自家製香物付)」(3,780円)。うな重の上(2,580円)や並(1,980円)をテークアウトする人も多いという。店内メニューのうなぎ串(各種)は、部位を余すことなく使った物で、おつまみ感覚で手軽に食べられると客に好評という。

 「桶松」店長の桶田慎二さんは「うなぎを食べながらカキも楽しむことができるぜいたくさが強み。コロナが収束するのを祈りつつ、今はうなぎやカキに合う日本酒やワインなどの研究をしている。こだわりのメニューを食べに来てほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、11時~14時、17時~21時30分。うなぎの供給状況によるが、営業期間は8月末までを予定する。

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