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「なっとこちゃん」の製造数が事業所設立前の3倍に オンラインショップも開始

納豆工房なっとこちゃん内にある福祉のアンテナショップでPRするスタッフさん

納豆工房なっとこちゃん内にある福祉のアンテナショップでPRするスタッフさん

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 納豆工房なっとこちゃん(高砂市曽根町)が6月7日、ホームページをリニューアルしオンラインショップを開始した。

なっとこちゃん5種類[手作り大粒納豆 たれ・梅肉(80円)は、納豆工房なっとこちゃん内にある福祉のアンテナショップ限定商品]

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 同施設は、自閉症の人や知的障害をもつ人の「働きたい」という願いを応援するために社会福祉法人あかりの家ワークホーム高砂が設立した福祉事業所。一日の作業は、午前中に工房が提供する納豆『なっとこちゃん』のラベル貼りや配達の準備を行い、午後は生豆20キログラムを炊き納豆を製造する。

 スタッフの大谷彩花さんは「作業設備が大きくなり、スタッフが増え、利用者の能力も上がってきて、最近では納豆の製造数が事業所の設立前に比べ約3倍の一日あたり1200個ほどになっている」と話す。

 副施設長の長谷川博信さんは「雑誌で『なっとこちゃん』が取り上げられたこともあり、県外からの問い合わせも増えてきた。製造数が増えたことから、ニーズに応えるためにもオンラインショップを始めた」と話す。

 オンラインショップで購入できる商品は2つ。大谷さんは「納豆のパッケージデザインはアイスやプリンのデザートをイメージしている。軟らかく仕上げた納豆の味を守りながら新しい商品も生み出している。オンラインショップ限定の商品も開発中」と話す。

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